新居の鍵を受け取った帰り道。
車の中で、ふと妻がつぶやく。
「冷蔵庫、もう10年使ってるし、買い替えたいよね」
「カーテンもサイズ合わないし、ダイニングテーブルも…」
気づけば“新築のおまけ費用”が100万円超え。
「こんなの住宅ローンにまとめちゃえば楽じゃない?」
でも、その考えが後々の後悔につながるかもしれません。
今回は「家具・家電は住宅ローンに入れられるのか?」の真実と、リアルなお金のやりくり術まで全公開します。
この記事を読めば分かること
✅ 住宅ローンに入るもの・入らないものの境界線
✅ 新築祝いをどう使う?“家具・家電貯金”のリアルな相場
✅ 家具・家電を安く揃える「狙い目シーズン」
✅ ローンを分ける?賢い支払いテクニック
はじめに
「家を買う=家具も家電も一新する」
これは、多くの人がイメージする理想の新生活です。
でも、実際に家を買った先輩たちは口をそろえてこう言います。
「家具・家電、思った以上にお金かかるよ…」
「ローンに入ると思ってたのに、ダメって言われた…」
知っておくべきなのは、「住宅ローンに組み込めるもの」と「自己資金で買うべきもの」の明確な線引き。
ここを間違えると、審査落ちや後悔地獄が待っています。
では、さっそく真相を見ていきましょう。
住宅ローンの“範囲”を知れば、失敗しない
住宅ローンOKなもの
✅ 土地代
✅ 建物本体(柱・壁・床・屋根)
✅ 住宅設備(キッチン・お風呂・トイレなど)
✅ 外構(フェンス・カーポートなど)
住宅ローンNGなもの
❌ 冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ
❌ ダイニングセット・ベッド・ソファ
❌ カーテン・照明(後付けタイプ)
つまり、持ち運べるもの=住宅ローン対象外なんです。
「組み込み型ならOK」という裏ワザは本当か?
最近よく耳にする「組み込み型なら住宅ローンに入る説」。
これ、半分ホントで半分ウソです。
✅ ビルトイン食洗機
✅ 壁埋め込みのエアコン
✅ 造り付けのテレビボード
こうした「家の一部」として固定されるものはローンOK。
でも、
❌ 後から置く冷蔵庫やソファ
❌ 簡単に外せるエアコン
これは住宅ローンNG。
「無理やり入れちゃえばいいでしょ」とやると、審査で一発アウトになるので要注意です。
家具・家電をローンに入れようとして大失敗した話
千葉県に新築を建てたKさん夫妻。
「新築なら家具も新しくしたい!」と、ローン見積もりに家具代も“それっぽい名目”でこっそり追加。
結果、審査時に銀行から「これは何の費用ですか?」と突っ込まれ、信用情報に傷がつく寸前で慌てて取り下げ。
最悪の場合、ローン自体がNGになることもあるので、こっそり作戦は絶対NGです。
「新築祝い」と「家具・家電貯金」で賢く乗り切る!
1. 新築祝いは“現金で”もらうのが吉
親や親戚からの新築祝い、欲しいものを聞かれても「カタログギフト」よりも現金が圧倒的に助かるのがリアル。
冷蔵庫やカーテンなど、ピンポイントで必要なものに使えます。
2. 早めに“家具・家電リスト”を作る
・冷蔵庫(20万円)
・洗濯機(15万円)
・カーテン(8万円)
・ソファ(15万円)
・ダイニングセット(10万円)
…このリストを早めに作り、毎月2万円貯金をスタート。
半年で12万円、1年で24万円。新築までにかなり貯まります。
3. 家具・家電の“底値シーズン”を狙う
家電は9月・3月、家具は決算セールや引っ越しシーズン後が狙い目。
「新生活シーズン」の4月前後は値上がりしやすいので避けるのがコツです。

「インテリアローン」という選択肢もあり
住宅ローンに無理やり入れなくても、**家具・家電専用ローン(インテリアローン)**があります。
住宅ローンより金利は高めですが、3~5年で完済できる短期型なので負担は軽め。
「どうしても全部新品にしたい!」という人にはアリな選択肢です。
まとめ
✅ 家具・家電は基本的に住宅ローンNG
✅ 新築祝い+貯金+底値セールをフル活用がベスト
✅ どうしてもローンに頼るなら「インテリアローン」で分けるのが安心

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