この記事を読むと…
- 中古住宅を買う前にチェックしておくべき「安心とお得の基準」
- 住宅ローンの金利が下がる新制度「中古プラス」の仕組み
- 専門家による検査とは何か?難易度は?
- 最大120万円も得をする方法
- 自分に合った住宅ローンの選び方
はじめに
「築浅でこの価格?ラッキーかも!」と感じた中古住宅。間取りも好みだし、駅にも近い。もうほぼ即決――その前に、ちょっと待ってください。
あなたがこれから手に入れようとしているその家、本当に“お得”な買い物になっていますか?
価格だけに目を奪われがちな中古住宅選び。でも、見えない部分こそ慎重に見極めるべき。そんなあなたに知っておいてほしいのが、「中古プラス」という住宅ローンの制度。今回は、安心して中古住宅を買うために活用できる、とっておきの裏ワザをお届けします。
住宅ローンの常識をくつがえす?「中古プラス」って何?
「中古プラス」は、2025年からスタートした新しい住宅ローンの制度です。
この制度の最大のポイントは、検査をクリアした中古住宅に対して、フラット35の金利が5年間、0.25%引き下げられるということ。
言い換えれば、安心して住める状態だと第三者が認めた住宅には、国が「じゃあ金利を少し安くしてあげよう」とご褒美をくれるような制度なのです。
見えない不安を、見える安心に。検査で分かること
「でも検査って大変そう…」と思うかもしれませんが、実はそうでもありません。
チェックされるのは、以下のような“住まいの健康診断”のような項目です。
- 外壁や屋根の劣化
- 雨漏りの形跡
- 建物の傾きや亀裂
- バルコニーのぐらつき
- 階段や手すりの安全性
検査はプロの目でしっかり行われ、問題があれば修繕のアドバイスももらえます。「どうせ買うなら長く住みたい」という人にとっては、大きな安心材料です。

「0.25%の金利引き下げ」って、どれくらい得なの?
ここが気になるポイントですよね。
たとえば、2,500万円のローンを35年で組んだ場合、最初の5年間だけで約40万円ほどの利息が浮く計算になります。
しかもこの制度、他の金利優遇制度と併用可能なんです。
- 省エネや耐震性能の高い住宅に適用される「フラット35 S(Bプラン)」
- 子育て中や若い夫婦世帯を対象にした「子育てプラス」
この3つを組み合わせると、最大年0.75%の金利引き下げが可能に。トータルで見れば、5年間で約100万円〜120万円の節約が見込めます。
プロに聞いた「検査の実態」と意外なポイント
実際にこの制度を使った人やインスペクター(住宅検査士)の話を聞くと、
「戸建ては項目が多く感じるかもしれませんが、修繕すれば通ることが多い」
「マンションは共用部分が対象外なので、むしろ検査は簡単です」
という声も。
つまり、「この家はもう古いから無理かな…」と諦めてしまうのは早計です。
検査を受けることで、住宅の“見えない部分”が明らかになるだけでなく、場合によっては価格交渉やメンテナンスの計画にも役立ちます。
自分に合った制度の選び方は?
住宅ローンの制度はたくさんありますが、すべての人にベストな制度があるわけではありません。
あなたがどんな暮らしを望むのかによって、選ぶ制度は変わります。
- とにかく安心して住める家を買いたい → 「中古プラス」
- 毎月の光熱費も抑えたい → 「フラット35 S」
- 子育て中で家計にゆとりがほしい → 「子育てプラス」
大事なのは、「制度を知って、組み合わせる」という視点。知らずに1つだけ使うのと、3つを賢く組み合わせるのでは、5年で100万円以上の差がつくこともあるんです。
まとめ
- 「中古プラス」は、検査済みの中古住宅に対してフラット35の金利を0.25%引き下げてくれる制度
- 検査に合格すれば、安心感+金利の割引で、5年間に約40万円の節約も可能
- 「フラット35 S」や「子育てプラス」と組み合わせると、最大で0.75%引き下げ=約100万〜120万円の利息削減に
- 検査のハードルは高すぎず、修繕対応でクリアできることも多い
自分のライフプランに合った制度を選び、うまく活用することで、“中古でも賢く買う”ことが可能に

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